猫ってくしゃみするんだ!
初めての猫を迎えて一番最初に驚いたのは、猫のくしゃみでした。
「くちゅん」
初めて聞いたときは驚いた。
そんな驚きもあっという間に不安に変わっていきました。日に日にくしゃみが増えていき、
ブリーダーさんに相談。
「くしゃみしててもしかして風邪ですか??病院に連れて行ったほうがいい??」「目薬をさしたらいいですよ。すぐ直ります!」
今考えたら病院行くように早く答えてくれればよかったのにと思わなくもないですが、、、
目薬かぁ・・・売ってるのでいいのかな?もう一日様子を見ようかなぁ。
なんてのんきに思った私でした。
病院通い
結局、お迎えして一週間後くらいにはとんでもなく酷くなってしまい
1か月くらい病院通いする羽目になりました。
涙が止まらず目ヤニだらけで半分くらいしか目が開かなくなり、お鼻も鼻水でピーピーなっていました。
はっさくはまだこの時は病院が何かもわかっていなくて、看護師さんや先生にしっぽを振ったりおやつをもらって大喜びしていました。今とは別人、いや別猫です。
はっさくは今、大の病院嫌いです。たまに、子猫の時に病院通いをしたからでは??と言われますが、このころのはっさく君は本当に赤ちゃんで何もわかっていません。ずっとあの頃のはっさくだったら今頃どんなに楽なのだろうかと・・・。
金銭的な話をすると、みんなのブリーダーサイトを通じて飼ったので1カ月は無料で保険がついており、(1万5千円くらいだったかな??)保険会社に申請をしたら全額振り込みがありました。
なぜ猫風邪をひいてしまったのか
結論??からいうと、今考えれば、
- 生後2か月も経っていない(49日)子猫を移動させた
- 最初から家の中で遊ばせ興奮していて本人も気が付かないうちに疲れが溜まっていた。
- もしかしたらブリーダーさんの家でウイルスを貰っていた?
ということが原因だと思います。
「猫カリシウイルス」というウイルスがあります。病院でちらっと言われたものの「まぁ猫風邪ですね!」と言われ、この時の私たちは大したことに思っておらず。。。
後に、子猫の時にこのウィルスにかかってしまうと死んでしまうこともある、と後々YouTubeを通じて視聴者さんに教えていただき身震いしました。
そこからいろいろと調べ、今思うことは上記の3点が浮上。
まず、1についてですが、2匹目の猫を迎えたときは法律が変わっていて、47日から60日になっていました。子猫期のこの差はかなり大きく、体もですが頭の発達も全然違うなぁと思ったものです。
そして2、2匹目の子のブリーダーさんから「一週間ケージにいれておいてください。新しい環境にはしゃいだり、わがまま言ったりするので、まずは慣れるまでにまずケージが安心な場所だと覚えさせることが大事です。」と言われました。
えー一週間も??かわいい子猫触れないの???と思ったのですが、言われるがまま1週間ケージにいれて我慢することに。
結果、とてもよかった。
ブリーダーさん宅でも我が家に来る直前の一週間、母猫と兄弟猫と離れて別部屋のケージ内で一人で過ごさせているそうです。いきなり新しいおうちに来た時に母猫を探して夜泣きするのを防ぎ、一人遊びをしたりと独立心を育てることが目的とのこと。
そこから新しい環境に来て一週間、ケージという誰も入ってこれない環境でじっと周りを見たり飼い主や先住猫と少しづつ触れ合ったりしながら過ごすことで徐々に慣れていくという。
つまり、徐々に環境を変えていくことでストレスを減らすことができる。=ストレスによって体調を崩すことを防ぐ。という話です。
生まれ持ったものもあるかもしれませんが、2匹目の子(3匹目の子も同様にしました)はとても体の強い子になりました。
3については真相を知ることはできませんし、そんなこともあるかなぁと思います。これはもう運でしかないと思っています。
実際、知人がそういった猫ちゃんをお迎えして1週間で虹の橋を渡ってしまったという悲しい経験を目の当たりにしました。お迎えした瞬間からもうその子はかけがえのない家族。体が弱くても何があっても愛しい存在に変わりはありません。それがどんなに辛いことでしょうか・・・。知人はサイトの保険で数か月後に変わりの子をお迎えすることにはなりましたが、最初はとても複雑そうでした。その子はとても元気な子でもちろんすぐに家族になって今は幸せに暮らしています。
といった様な事も十分に可能性があったわけで、何も知らないいから過度な心配はせずに済みましたが、一歩間違えれば・・・想像もしたくないようなことになったわけで・・・。無知って怖いな。
また、「子猫の時にウィルス感染してしまうと、ちょっと免疫が下がったときに再発してきます」と病院でいわれました。本当にその通りで、1歳になるまではかなり病院に通いました。いまだに1年に一回位体調を崩して、更にはそれがほかの子たちに移ってしまいました。
これもそうなってから理解したことですが、ウイルスを持った猫ちゃんがいる以上、本来は2匹目3匹目を迎えるべきではなかったのだと。。。
一度移ってしまうと今度はその子が事あるごとに体調を崩してきます。あんなに元気だった2匹目の子です。
長くなりましたが、以上が猫カリシウイルスについて私個人が現在思っていることです。たまに、YouTubeチャンネルで同じような経験をして困っている方からメッセージがきますが、とても心が痛みます。子猫が病気で苦しんでいる姿は飼い主としてとても辛いものですし、病院通いは実際かなり大変です。
この話がこれから猫ちゃんを飼おうと思っている方の参考になればいいなぁと思っています。
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